春雨サラダ「迷走mind」

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zoom RSS 夏幻〈Farewell night〉 第2話White truth

<<   作成日時 : 2008/12/04 04:24  

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僕は、親友の和と文明とやけ食いしてた。

健也「なんだよ途中までしか言って無くてだめだってよ、俺本気で・・・」

和「お前さー、泣くか喋るかのどちらかにしろよ。」

文明「で、お前はそのトモちゃんという人がまだ好きなのか?」

健也「当たり前だよ。」

和「だったら、俺達も一緒に行ってやるから理由聞いてみようぜ。」

健也「でもなあ。」

文明「分かった、代わりに俺が聞いてやるよ。」

次の日、僕たち3人は海に来た。

文明「こんにちは、君がトモちゃん?」

トモ「はい、あなたは?」

文明「健也のだちで、文明って言います、ちょっと話し、いいですか、
おい和と健也、自販機行って缶コーヒーかなんか買ってこいよ。」

和「ああ、おい健也行くぞ。」

健也「エッちょっと。」

和「いいから。」

健也「なあ、何で二人にするんだ。」

和「ちょっと待てすぐに分かるから。」

プルルル

和「オッ来た来た、健也よく聞けよ。」

文明「じゃートモちゃんは、健也のことは好きなんや。」

トモ「はい。」

健也「二人の会話か?」

和「ああ、文明のポケットに携帯を入れて二人の会話が聞こえるようにしておいたんだ、
お前がいるとトモちゃんも言いにくいだろうと想ってな。」

健也「そういうことか、サンキュー。」

文明「じゃあ何で、健也の事断わったん。」

トモ「実は、私、病気で後1年しか生きられないんです、だから、健也さんには悲しい思いさせたくなくて。」

ガタン、僕は思わず缶コーヒーを落とした。

その音に気づいた二人がこっちを振り向いた。

文明「あっ健也、聞いてたのか、じゃあ後は二人で話しな、俺達帰るわ、ほな。」

トモ「聞いてたんですか?」

健也「ごめん全部聞いてたんだ。」

トモ「あそこに病院見えるでしょ、あそこに入院してるんです、だから少しの時間しか外にでれなくて。」

僕は、つらくてトモの顔を見れなかった。二人の間を沈黙がよぎった、するとトモが切り出した。

トモ「私、健也さんのこと好きです、でも私には後一年しか残ってないんです、だから・・・」

僕は、何か言い出しそうなトモを思わず抱き寄せた、そしてこう言った。

健也「君の人生の半分を僕にわけてほしい、君を一生愛してみせる、だから、僕と付き合ってほしい。」

トモ「ホント?」

健也「ああ、君がよければ、僕と。」

トモ「嬉しい。」

それから、僕とトモの駆け足のような日々が始まった。

トモは入院していたので僕は毎日、トモの病室に見舞いに行っていた。

そしてトモから初めて、トモの主治医が、実の兄と言うことも聞かされた、

そしてある日、いつものように見舞いの帰りに不意に、トモのお兄さんに呼び止められた。

兄「君が、見舞いに来てからトモが明るくなったんだよ。」

健也「ところで、お兄さん、トモの病気はどれほど進行してるんですか。」

兄「もって、今年の秋まで、もしくはもっと早くなるかも、
いやしかしね、両親が早いこと死んでしまって私とトモの二人きりで、
トモにだけは幸せになって欲しかった、だが、トモにはもう時間がない、
そこでだ、健也君、君に頼みたいことがあるんだ。」

健也「はい、何ですか。」

兄「今度一日、トモに外出が与えられるんだ、そこでトモが行きたいと思っている場所に行かせてあげたいんだ。」

健也「はい、分かりました。」

健也「トモちゃん、どこか行きたい。」

トモ「どこでも良いです、健也さんが決めて下さい。」

健也「じゃあ、山にでも行こうか。」

トモ「はい、楽しみです。」

健也「じゃあ今度一緒にいこうね。」

僕はトモと約束をした、最初で最後になるかもしれないデートの約束を

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